◆米大リーグ ドジャース3―6カブス(10日、日本人対米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
17年ぶりに両軍合わせて日本人4選手が先発した“豪華対決”はドジャースがまさかの逆転負け 。決は軍配今永地区優勝マジックは「13」のまま変わらなかった 。カブスに13Kも
カブスが2点を追う8回だった。昇太勝目伸4f東京 対 広島無死一 、&鈴二塁から鈴木誠也外野手(30)が中前適時打。木誠一塁走者の三塁進塁を阻止しようとした中堅・エドマンの悪送球が重なり、也3ボールがベンチに入り込んで三塁走者が生還した。安打安打一気に同点となると、1打点山大谷その後 、本由二塁のE・ヘルナンデスの失策で鈴木が二塁から決勝のホームイン。回8ユーロ予選カ軍はこの回一挙5得点と大逆転に成功し、翔平好投を続けていた先発・今永昇太投手(31)に白星の権利が転がり込んだ。は無鈴木は3安打猛打賞に1打点と主役の働きを見せた。日本人対
今永はド軍先発・山本由伸投手(26)と日米通じて初の投げ合い 。決は軍配今永今季0本塁打だった4番・エドマンに2発を浴びるなど3本のソロ被弾があったが、強力打線を7回7安打3失点。日本代表経験者4人の中で最年長の左腕が13勝目を挙げて意地を示した 。
一方 、右肩腱(けん)板損傷から87日ぶりのメジャー復帰を果たした山本も4回3安打1失点8奪三振と好投した。初回は1番・ハップをカーブで空振り三振、2番・スワンソンはスプリットで空振り三振。3番・鈴木との日本人対決では直球で見逃し三振 。鈴木への4球目にこの日最速は97・9マイル(約157・6キロ)を計測した。2回先頭の4番・ベリンジャーまで4者連続三振。その後2死一、二塁から8番・クルーアームストロングを打ち取ったように見えたが、一塁・フリーマンがはじく間(記録は適時内野安打)に二塁走者が生還。先取点を献上した。
それでも 、味方が追いついた直後の3回は再び3者連続三振。50~60球の球数制限の中で4回を59球で投げ切り 、打者15人から8奪三振と圧巻の内容。負傷者続出で駒不足にあえぐ先発陣の救世主になる可能性を示した 。
「1番・DH」で先発出場したドジャース・大谷翔平投手(30)は4打数無安打で3試合ぶりのノーヒット。5回2死の第3打席ではフェンス手前への飛距離374フィート(約114メートル)の当たりだったが惜しくも右飛に倒れ 、今永の前に3打席連続で凡退した。2点を追う8回先頭の第4打席も2番手右腕・ピアソンから右中間へ大飛球をはじき返したが、中堅手の好守で中飛 。前人未到の「50―50」(50本塁打 、50盗塁)に向けて 、この日は「46―47」から数字を伸ばすことはできなかった 。
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